【京都駅不審物】四塩化一黄酸はヨットチームの名前!お騒がせ事件の責任は誰に?

2024年5月5日、京都駅が大混乱に見舞われ1時間以上の遅れを所持させる事件が勃発しました。

「四塩化一黄酸」と書かれた不審物は、ただの衣類が入ったリュックで化学物質ではありませんでした。

しかもこの四塩化一黄酸はヨットチームの名前だと言います。一体どういうことなのでしょうか?


この記事を読むとこれがわかる

・四塩化一黄酸とはいったいなんなのか
・リュックの持ち主の責任は問われるのか

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目次

京都駅に不審物騒動

事件はGW真っただ中の5月5日、京都市にあるJR京都駅で発生しました。

「四塩化一黄酸」と書かれた不審なリュックが放置されており、処理に警察や消防が発動する事態となりました。

この騒動により、177本の列車に遅れが生じ、約8万5千人に影響が出たと言われています。

JR西日本によると、5日午後4時35分ごろ、JR京都駅(京都市下京区)の係員から「2・3番乗り場に不審物がある」との連絡が大阪指令所にあり、指令員が110番通報した。

引用元:毎日新聞

中身はただの衣類だった

この「四塩化一黄酸」ですが、じつはそんな化学物質は存在せずリュックの中身もただの衣類だったそうです。

金沢工業大学の教授である露本氏も化学物質ではない旨を発信しています。

そのため、幸い負傷者は発生せず、2時間弱たった後に無事運転再開もされました。

飛んだお騒がせ事件でしたが

いったいこの「四塩化一黄酸」とは何だったのでしょうか。

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四塩化一黄酸はヨットチームの名前だった

この「四塩化一黄酸」ですが、なんとヨットレースに出場していた

ヨットチームの名前であることが判明しました。

実際にレースに出場されていた際のリストにも名前がありました。

引用元:2022年第1回LWYC レース着順表

上から7番目が「四塩化一黄酸」ですね。

確かに出場していたことがわかります。

そのため、今回不審物に記載されていたのはこのヨットに関連している可能性が高いです。

なぜこんな名前のチームにしていたのか?

若干話は脱線してしまいますが

そもそもなんでこんな紛らわしいチーム名にしていたのでしょうか。

実は、この「四塩化一黄酸」の読み方にポイントがありました。

そもそもこの「四塩化一黄酸」ですが「しえんかいちおうさん」ではなく

「ししおかいちおさん」と読みます。

実際にメンバーには京都市内の医師である完岡市雄(ししおかいちお)さんもいらっしゃるようで

それをもじって名付けた可能性が高いと考察されています。

ネーミングセンスがありすぎたがゆえに今回の事態を招いてしまったということですね。

では、今回の騒動の責任はどうなるのでしょうか。

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京都駅に不審物 お騒がせ事件の責任は?

当該リュックですが、府警は故意はない(=わざとではない)と判断をして

持ち主に遺失物として返還したとのことです。

リュックの外側に手書きで「四塩化一黄酸」と書かれていたが、薬品名ではないとみられる。
府警は故意ではないとみて、持ち主に遺失物として返還したという。

引用元:日刊スポーツ

これ以上の報道がされていないため、おそらくこのリュックの持ち主の法的責任は問われていないようです。

そのため刑事事件での立件はまず無理だということになります。

では、民事事件としてJR西日本が損害賠償請求をする可能性はあるのでしょうか。

結論、こちらもその可能性は低いようです。

混乱を意図して故意に留置したのではなく、
一般の遺失物そのものということであれば、
それを誰かが騒いで大事になったとしても、
遺失物の所有者に賠償責任を問われることはありません。

危険物として管理責任があって、
放置すると混乱を惹起する可能性が十分に予見できる場合であれば、
管理責任の懈怠を問題とされる可能性はありますが、
衣類でそのような危険性の予見は無いと思います。

引用元:https://oshiete.goo.ne.jp/qa/13806153.html

8万人以上の方々に迷惑をかけてお咎めなしとはなんとも腑に落ちませんが

とにかくけが人などでなかったことが本当によかったですね。

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四塩化一黄酸 SNS上の声

SNS上でも案の定様々な意見が飛び交っていました。

筆者としても、これだけ多くの方に迷惑をかけることになったしまったのは

内輪にしかわからないネタを安易にチーム名にしていたことが原因で

それについての責任が問われないことはなんだかなと思ってしまいました。

特にお医者さんならなおさらです。何かあった時の影響を考えて行動していただきたいですね。

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【京都駅不審物】四塩化一黄酸はヨットの名前!お騒がせ事件の責任は誰に? まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここ数年はキラキラネームやシワシワネームなど、ネーミング問題になることが多々あります。

自分たちは良くても、周囲にどういう影響が生じる可能性があるのかを考えて

行動していただきたいものですね。

最後までご覧いただきありがとうございました!!

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