登録者33万人超えのYoutuber「綾人サロン」に投稿された和歌山県和歌山市のオデッセイによるあおり運転。
あまりの悪質さに大炎上していますが、なぜか警察が対応しないという情報が出回っています。
なぜこのような状況になっているのでしょうか。調査していきます。
この記事を読むとこれがわかる
・和歌山のオデッセイあおり運転 なにがあった
和歌山 オデッセイがあおり運転
被害が発生したのは2024年1月29日、和歌山県和歌山市内を撮影車が走っていた時におきました。
突如後方に現れたオデッセイ。明らかに様子がおかしいように見られます。
そして動画内では急ブレーキ・急発進を繰り返し後方の原チャリと何度も衝突しかけます。
交差点の左折中にいきなり停車するオデッセイ。
筆者も動画を見ながら思わずハッとしてしまうくらい、ワザとでしかありえないタイミングで止まり
原付といつ衝突してもおかしくない状況に見えます。
横断歩道で止まると窓から身を乗り出して威嚇。怒号を上げている様子が見えます。
そして原チャリは何とかかわして道脇にそれました。
それを見たオデッセイはすかさず入り口でクラクションを鳴らして威嚇。
その後、この動画を撮影していた車に対してもあおり運転を繰り返してきます。
動画内では運転者が警察に連絡をしていますが、あまり話がかみ合っていない様子。
そのままこの動画は終了しています。
原チャリと何かトラブルがあったのかは動画内からはわかりませんが、明らかに標的を変えたのが見て取れます。
いったい、どんな運転手でなぜこのようなことになったのでしょうか。
和歌山オデッセイあおり運転 犯人が特定?
実は、動画内ではあおり運転をしていたオデッセイの運転手の顔がしっかりと映り込んでいました。
和歌山 オデッセイ 犯人 顔 気持ち悪い顔してるわ pic.twitter.com/dIS6Xz7GzO
— 心萌 (@CG9aHU4ec0On1UF) June 26, 2024
パッと見た印象では20代後半~30代前半くらいの男性のように見られます。
動画内では度々この男性の顔が見られますが、さすがにこの運転手が誰なのかは現時点ではわかっていません。
それもそのはず、この車には通常あるはずの「あるもの」がついていませんでした・・・
和歌山のオデッセイあおり運転 なぜ警察は動かないのか
それが、「ナンバープレート」です。通常、公道を走る車には掲示されています。
道路交通法上ではナンバープレートの表示が義務化されており、そもそもこのオデッセイはこれに違反しています。
(自動車登録番号標の表示の義務)
第十九条 自動車は、第十一条第一項(同条第二項及び第十四条第二項において準用する場合を含む。)の規定により国土交通大臣又は第二十五条の自動車登録番号標交付代行者から交付を受けた自動車登録番号標を国土交通省令で定める位置に、かつ、被覆しないことその他当該自動車登録番号標に記載された自動車登録番号の識別に支障が生じないものとして国土交通省令で定める方法により表示しなければ、運行の用に供してはならない
引用元:車両運送法
さらに、踏切の一時不停止など明らかな道路交通法違反を犯していますが
なんと和歌山県警からは「対応しない」と回答があったそうで、この反応が大炎上しています。
そもそも特定が難しく、現行犯でないと逮捕が難しいなど理由はあるようですが…
ついでに!
— モフモフ (@madone_go) June 26, 2024
和歌山県警さんのHPからです。
笑っちゃいますよね。
情報提供あっても動かないんじゃ警察の存在意義って?#和歌山県警 #オデッセイ #煽り運転 #危険運転 #違法車両 #綾人サロン pic.twitter.com/IQh63u9VYU
なかには「この男性が和歌山県警の関係者なのでは?」といった声まで上がっていましたが
さすがの和歌山県警も対応を変更。
数日たって捜査をすることになったと綾人サロンの動画内で報告されています。
すでにナンバーの特定はできているようで、この動画がしっかりと証拠になることは間違いないです。
しかし、結論あおり運転の容疑で逮捕される可能性は低いと言えます。
あおり運転は下記の要件いずれかを満たした際に処罰の対象となります。
取締り対象となる妨害運転の典型例
(1)車間距離を極端に詰める(車間距離不保持)
(2)急な進路変更を行う(進路変更禁止違反)
(3)急ブレーキをかける(急ブレーキ禁止違反)
(4)危険な追い越し(追越しの方法違反)
(5)対向車線にはみ出す(通行区分違反)
(6)執ようなクラクション(警音器使用制限違反)
(7)執ようなパッシング(減光等義務違反)
(8)幅寄せや蛇行運転(安全運転義務違反)
(9)高速道路での低速走行(最低速度違反)
(10)高速道路での駐停車(高速自動車国道等駐停車違反)
しかし、前掲したようにこれらを「現行犯で」実行した際にあおり運転と認定されます。
この動画は撮影日からすでに半年近く経っているため、なかなか立件は難しいのではないかと思います。
今後こういった不具合を解消するためには、道路交通法を改正する必要があるのかもしれませんね。
和歌山のオデッセイあおり運転 SNS上では警察に不満の声
SNS上では様々な声が上がっています。
主に、和歌山県警の対応が杜撰な点に対し、批判が多く集まっていました。
筆者としても、これだけ悪質どころかナンバープレートすら提示していないのに捜査しないのはどうかと思ってしまいます。
一方で、このように動画だけが証拠となるとなかなか立件が難しいのも事実です。
何かほかにあおり運転を現行犯以外で取り締まる方法がないのか、対策していただきたいものです。
【炎上】和歌山のオデッセイあおり運転の犯人が特定?なぜ警察は動かないのか まとめ
いかがでしたでしょうか。
結果として和歌山県警が動くことになったのは一つ前進かもしれません。
ただ、今後未然にこういったあおり運転を防ぐために何ができるか。
大きな課題なのかもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございました!!
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