天気予報を見ていると東京都はよく「23区」「多摩〇部」という分類をされています。
この「多摩〇部」にはそれぞれ北、南、西が入るのですが、一体どこがどれに属するのかがわかりにくいですね。
そこでこの記事では、「多摩〇部」の分類や分け方が複雑な理由についてまとめていきます。
この記事を読むとこれがわかる
・多摩北部って一体どこのことなのか?
・なぜ今の区分なのか?
多摩北部ってどこのこと?
東京都 天気予報の地区分け
首都圏の天気予報をチェックしていると必ず登場する「多摩〇部」という表現。
多摩市だけではなく、23区以外は大きく「多摩地域」と区別されていて
その中で「北部」「西部」「南部」と3分割しています。
それぞれのエリアにはどの自治体が含まれているのかを整理していきます。
多摩北部:17自治体
多摩北部は最も自治体数が多く、17自治体が該当します。
府中市・調布市・狛江市・三鷹市・武蔵野市・西東京市・小金井市・東久留米市・清瀬市・東村山市・小平市・国分寺市・東大和市・武蔵村山市・立川市・昭島市・国立市
23区より西側の主要な都市の大半はこのエリアに属しており、最も多くの方にとって該当する場所です。
多摩南部:5自治体
多摩南部には5自治体が該当します。
八王子市・多摩市・日野市・町田市・稲木市
西東京最大の都市八王子市や、その名前が使われている多摩市もこの南部エリアに属しています。
平地・山間部ともに含まれているため、南部の中でも大きく気候が異なることもあるので注意が必要です。
多摩西部:8自治体
多摩西部は最大の面積を誇り、8自治体が属しています。
青梅市・あきる野市・日の出市・羽村市・福生市・瑞穂町・奥多摩町・檜原村
面積の大半は山間部で、天気が変わりやすく気温も下がりやすいため大雪のニュースなどが多く流れます。
ここまでくると「東京都心」とは大きく離れているため、ギャップがあるかもしれませんね。
東京都の天気予報地区が複雑な理由
では、なぜ気象庁は「多摩地区」をこのように複雑に分けているのでしょうか。
実は、1878年に施行された郡区町村編成法がルーツといわれています。
三多摩と呼ばれる理由は、1878(明治11)年施行の「郡区町村編成法」という法律に遡る。
ここで、次の三郡に分けられたためである。
引用元:通信擁護の基礎知識
- 西多摩郡(青梅に郡役所)
- 南多摩郡(八王子に郡役所)
- 北多摩郡(府中に郡役所)
東京というと都会をイメージしてしまいますが、西側のエリアでは関東山地や狭山・多摩丘陵、武蔵野台地など
起伏に富んだ地形となっており、天候もそれぞれのエリアで大きく異なっています。
これに基づいて気象庁は気候のエリア分けを下のではと考えられています。
多摩北部ってどこのこと?東京都の天気予報地区が複雑な理由3選! まとめ
いかがでしたでしょうか。
大雪や大雨など、気象に関する知識をしっかりと理解したうえで
防災対策も適切に行っていきたいですね!!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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