世間に大きな衝撃を与え、原作者と脚本家の関係性が世に知れ渡ったセクシー田中さん問題。
そんな中、脚本家の黒沢久子(くろさわ ひさこ)さんがシナリオ作家協会の対談動画で発した内容が炎上しています。
現在は削除されてしまった動画で、いったい何を発言したのでしょうか。まとめていきます。
この記事を読むとこれがわかる
・黒沢久子はなぜ炎上したのか?
・削除された動画の内容は?
黒沢久子「原作者は関係ない」発言で炎上状態に
問題となったのは、黒沢久子さんが理事を務める「シナリオ作家協会」の対談動画です。
2024年1月29日、『セクシー田中さん』の原作者で自ら命を絶たれた芦原妃名子さんのニュースを取り上げつつ
「脚本家として言いたいことをいう」という形で始まった本動画。
案の定、多くの問題発言が散見され炎上状態となっています。
黒沢久子 発言内容
では、いったい黒沢久子さんはどんな発言をしたのでしょうか。
下記が、発言内容のまとめです。
・最近の原作者はこだわりが強いんですよねえ
・悲しいかな、原作通りにやってほしいという人がたくさんいる
・私は原作者とは会いたくない派
通常、漫画などの原作を映像化する際、原作者の思いを踏襲しつつ、脚本家によってさらにブラッシュアップされます。
原作のままで人気が出るものもあれば、視聴者にとってより受け入れやすくなるように改変をする場合もあります。
そんな中で黒沢さんは上記のように、原作者への嫌悪感をところどころ出してしまったことが問題となりました。
さらに、これだけではとどまらず下記のようにも発言されていました。
・私が大切なのは原作であって、原作者はまあ関係ないかな
・原作者は誰も責めて欲しくなかったのに。世間が対立構造を作って悲しい
・自分の作品を叩かれると皆さんの思っている10倍か20倍は傷つく
これは、現在の脚本家への冷たい目線を助長してしまいかねない発言ですね。。。
世間の反応
案の定、SNSでは炎上状態になっています。
黒沢久子すごいな。ドラマ制作側と揉めて命を絶ってしまった原作者の事件について語っている中で「大事なのは原作であって原作者ではない」とか、本心がそうだとしても普通言わないだろ。炎上するのなんて目に見えてるのに慌てて動画削除して鍵かけ逃亡してるの、マジで何のつもりであんな発言したの
— 思うこと (@Rzgz8ECatNnKStS) February 1, 2024
Youtubeに公開されていたシナリオ作家協会チャンネルでの黒沢久子の「原作者には会わない、原作に用はあっても原作者には用はない」発言を聞き、芦原妃名子先生も相沢友子と直接会って話せたなら…と淡い期待をした自分が馬鹿だったと恥じました。ものを作る人間の良心の欠片もない輩でしょ、あいつら
— ゲンバカンリヌコ (@hinikunaoniku) February 1, 2024
日本シナリオ作家協会の黒沢久子理事は「大事なのは原作であって原作者ではない」
— 頑丸 (@5757iUcd9OvfJeY) February 2, 2024
芦原妃名子さんが死を選ばなければならなかった本当の理由がここにあった。死亡報道の後でこんな発言を平気でする人間がこの世にいるとか、少なくともこの協会に関わる人間は信用できない。
黒沢久子とは一体誰なのか
黒沢久子 プロフィール
そもそも、本発言をされた黒沢さんは一体どんな方なのでしょうか。
・名前:黒沢久子(くろさわ ひさこ)
・生年月日:1969年(55歳)
・出身:福島県
・職業:脚本家・日本シナリオ作家協会理事 他
黒沢さんは、『ウルトラマンX』をはじめ、『私は猫ストーカー』『誘拐ラプソディー』『四十九日のレシピ』など
多くの作品に脚本家として携われている脚本家です。
シナリオ作家協会とは
そんな黒沢さんが理事を務められているシナリオ作家協会とは、いったいどんな団体なのでしょうか。
協会HPによると、著作権管理事業者として、シナリオ作品の利用などに関する情報を発信している協会で
日本映画の発展や創作の機運を高める活動をされている団体です。
日本シナリオ作家協会は5つの目的から活動する組織体です。
フリーの立場で仕事をするシナリオ作家の孤立化を防ぎ、
引用元:協同組合日本シナリオ作家協会
日本映画の発展及び創作の気運を高めていくこと、
著作権思想の普及に尽力し、次代の作家の育成や創作現場の条件整備、
交流機会の増進等に係る諸活動を行っています。
確かに、脚本家がいるからこそ映画やドラマは面白くなり、脚本家の権利を守ることは重要です。
ただ、芦原さんの事件もあり世論の非難が集めれられている中での今回の発言はまさに
火に油を注ぐ結果となってしまいました。現在はアカウントも非公開にしているようです。
削除された動画の内容
また、今回の対談はおよそ1時間にもわたっており、前半は同じく脚本家の伴一彦(ばん かずひこ)さんも出演されています。
これまた伴さんのご発言も炎上のもとになっています。
発言内容は下記です。
(東野圭吾に対して)あんなやつと会ったことないし、何か言われたこともない
ただ、この発言は本人がXで否定されており、虚偽情報である可能性が高いですが、
中には、この状況に対して「今あなたが感じていることを、原作者が感じていたんですよ。」
といったリプライも投稿されており、ますます脚本家に対する風当たりが強くなっています。
わかります最悪ですよね。
— amirio (@amirio65242695) February 2, 2024
今あなたが感じてることを、原作者が感じてたんですよ。
良かったですね。
改変された原作者の気持ちがわかって。
黒沢久子「原作者は関係ない」発言で炎上状態に!削除された動画の内容とは? まとめ
いかがでしたでしょうか。
芦原妃名子さんの一件をもとに、現在もSNSでは様々な意見が飛び交っています。
どうかいったん落ち着いて、原作者並びに脚本家それぞれの権利について一度考えてみてはいかがでしょうか。
ただただ感情論で他人を批判していたら、何も生まれません。
皆さんは、どう思いましたでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました!!
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