【なぜ】暇空茜は何した?書類送検の理由を小学生でもわかるように解説!

2024年2月17日

2024年2月15日、暇空茜(ひまそらあかね)さんが一般社団法人「Colabo(コラボ)」を中傷したとして

警視庁に書類送検されました。この問題は「Colabo問題」として注目が集まっていましたが、

内容が複雑で問題の本質がわかりにくくなっているのも事実です。

そこでこの記事では、暇空茜さんがなぜ書類送検されたのか、小学生でもわかるように解説していきます！

この記事を読むとこれがわかる

・暇空茜は一体何をしたのか？
・Colabo問題とは一体何か

暇空茜　書類送検

警視庁は、一般社団法人Colaboに対してSNS上に書き込みをして名誉を棄損したとして

自称Youtuberを名乗る暇空茜さんを書類送検しました。

2022年からこのColabo問題は話題となっていたこともあり、SNS上では騒ぎになっています。

では、一体なぜ暇空茜さんは書類送検されてしまったのでしょうか。

また、上記のように暇空さんに対して擁護的な意見もあるのは一体なぜなのでしょうか。

暇空茜　何したのか

問題となった内容

事の発端は、2023年9月に暇空茜さんが自身のブログに下記のように書きこんだことから始まりました。

Colaboは10代の女の子をタコ部屋に住まわせて生活保護を受給させ、毎月一人6万5千ずつ徴収ている

この内容がColaboに対する名誉棄損容疑で今回の書類送検にいたりました。

ただ、当の暇空茜さんはこの事実を存じ上げていないようでした。

えっこれ俺？
2023年の1月にcolaboから刑事告訴されてますって言われて警察呼ばれたけどちょろっと取り調べ受けたら終わってその後連絡ないなあと思ってたけど。まだ俺に連絡来てないからcolaboからのリークかな？
書類送検って告訴すれば必ずやることで、むしろ僕の逮捕は必要なかったって事よ pic.twitter.com/zwqSMg5Tck
— 暇空茜 (@himasoraakane) February 16, 2024

現時点では有罪ではない

また、一点ご注意いただきたのが、現時点では暇空茜さんが有罪に傾いたというわけではないということです。

書類送検というと「罪が認められた」というイメージがありますが、そうではなく

警察では判断が難しいから、検察庁に事件をお渡しした段階が現状です。

書類送検というのは、被疑者の身柄拘束をせずに事件を捜査した警察が、事件を検察庁に引き継ぐ手続き。
刑事訴訟法では、警察は、犯罪の捜査をしたときは、一部の例外を除いて、速やかに書類及び証拠物とともに事件を検察官に送致しなければならないと定められています。
つまり、犯罪の捜査をした結果、仮に、被疑事実となっている事実を認めるのは証拠上なかなか難しいなと判明したケースであっても、警察は、事件を検察庁に送致するのが原則となっているのです。
引用元：Authense

さらに今回は「相当処分」とされているため、

警察としては「処分は検察官にお任せしますね」といった判断をしたことになります。

なので、この報道をもって暇空茜さんが犯罪を起こしたと判断するのはミスリードなのでお気を付けください。

では、そもそもこの騒動の元となった「Colabo問題」とは一体どんな問題なのでしょうか。

そもそもColabo問題って？

そもそもの問題はColaboの不適切な対応から

そもそも問題の発端となったのは、一般社団法人Colaboが、東京都からお金を受け取っていながら

都に報告する書類（＝活動計算書など）に不適切な使い道があることに対して

暇空茜さんが都に対して情報を公開してくれ（＝情報開示請求）といった経緯や経過を

ネット上に次々と公開したところから始まりました。

実は一番の問題はここにあって、Colaboは東京都からお金をもらっている（もちろん税金です）にもかかわらず

業務内容や報告も雑であって、到底誠実とは言えない対応をしていたことが問題です。

他にも、交付金の決定審議会にColabo当事者が複数名混ざっていてさらに増額請求をしていたことも判明し

Colaboがやりたい放題やっていたことも、今回の問題を大きくした原因になっています。

暇空茜の書込み

これに対して、暇空茜さんは情報を次々と明らかにすべく東京都に請求を実施し、

その内容を「貧困ビジネスだ」「タコ部屋」といった表現で書き込んだことによって

Colabo代表である仁藤夢乃さん側から名誉棄損であると訴えられました。

そしてその結果が、冒頭に触れた書類送検へと繋がっていきます。

一体誰が被害者なのか？

最も、筆者としてずっと気になっているのは、この一連の問題で

「一体誰が被害者なのか？」というのがわからなくなっているという点です。

本来、生活環境に困っている10代の少女を護るのがColaboの本質だったはずです。

確かに、暇空さんの言葉は捉え方によっては強い言葉にも感じますが

一方で問題の本質をずらしているColabo側にも責任があるのでは？と思ってしまいます。

真相は今後の裁判などで明らかになってくると考えられるので、引き続き注目ですね！