2024年1月29日、『セクシー田中さん』や『砂時計』で知られる漫画家の芦原妃名子(あしはら ひなこ)さんが亡くなられました。
芦原さんといえば、つい先日『セクシー田中さん』の実写化に当たり騒動があったばかりでした。
一体、何があったのでしょうか。この記事では、事実関係を整理していきます。
この記事を読むとこれがわかる
・芦原妃名子さんの死因について
・SNSが追い込んだ元凶だった?
セクシー田中さん作者・芦原妃名子が死去
芦原さんはその繊細な心理描写と切なくも美しい物語で、
女性を中心に多くの読者に支持されていた漫画家です。
そんな人気絶頂だった芦原さんの50歳という若さでの訃報に、驚きの声が上がっています。
芦原妃名子、セクシー田中さんしか分からなかったけど調べたら砂時計も描いてたのか、姉貴が持ってる漫画こっそり読んだ思い出…
— ケンゾー (@hj_da185) January 29, 2024
R.I.P
漫画家 芦原妃名子さんの訃報にショックを受けてる
— ペネロープ (@ddlOg7qNJ7LNcPN) January 29, 2024
芦原さん脚本部分のドラマも面白かったし、ほのぼのした最良の結末だったと思うんだけど
原作者の意図を汲み取る事が出来ない人達が少なからず存在するのが残念
ご冥福を心からお祈りいたします
一体何があったのでしょうか。
芦原妃名子 自宅から離れた栃木で発見
芦原さんは2024年1月29日、栃木県日光市の河内ダムで遺体として発見されました。
芦原さんは兵庫県出身で東京在住なので、200㎞離れた川治ダムには目的をもっていかなければ到底たどりつきません。
実際、東京都内にある自宅では遺書も見つかっており、死因は自殺とみられています。
では、いったいなぜ自殺を選択してしまうほど芦原さんは追い込まれてしまったのでしょうか。
芦原妃名子 自〇の原因は
セクシー田中さん ドラマ化騒動
芦原さんは、つい先日代表作の『セクシー田中さん』のドラマ化に関して騒動がありました。
実は、『セクシー田中さん』は現在も連載中の作品のため、芦原先生から脚本家に対していくつか条件を出していました。
『セクシー田中さん』ドラマ化に当たっての条件
・マンガに忠実な作品にする
・原作でまだ描いていない部分は原作者があらすじからセリフまで手配する
・場合によっては原作者が脚本を手掛ける可能性がある
このような条件は、同様に過去『のだめカンタービレ』のドラマ化に当たっての発言が注目された
二ノ宮知子さん言及されており、芦原さんのご意見に同情されています。
「原作者が予め条件を出すのは自分の作品と心を守るためなので
それが守られないなら、自分とその後に続く作家を守るためにも声を上げるしかないよね…」
と、芦原氏の訴えに理解を示した。
引用元:スポニチ
そのため、決してわがままな要求ではなく、ある種原作者として当然の要望を出されていたことになります。
しかしながら現実は芦原さんの思い通りにはなっていなかったようで、様々問題が起こっていました。
実際のドラマ化で起こっていたこと
・マンガと大きく異なった脚本
・芦原さんの意図に反した展開への描き変え
・キャラクターが別人のように描かれていた
『セクシー田中さん』は、芦原さんが特に思いを込めて描かれていた作品で
単にラブコメではなく、自己肯定感の低い人の生きづらさに寄り添う存在として描かれていたこともあり
この改変には納得がいかなかったようでした。
自〇の本当の要因はSNSの過剰な反応
では、芦原さんはこの改変に納得がいかなかったから自殺という選択をとってしまったのでしょうか。
現時点では遺書の中身はわかっておらず、本当のことは芦原さん本人のみぞ知るところではありますが、
どうもそれが一番の要因とは思えない理由があります。
それが、1月28日13時にXにて投稿された下記の投稿です。
攻撃したかったわけじゃなくて。
— 芦原妃名子 (@ashihara_hina) January 28, 2024
ごめんなさい。
実は、今回の騒動を受けて脚本家である相沢友子(あいざわ ともこ)さんの元には、多くの誹謗中傷が寄せられていました。
脚本家の相沢友子を擁護してる人いるけど、そもそもこの人のインスタが発端だからね?あんな攻撃的で責任逃れした書き方で、こちらを攻撃してきたら反論するしかないじゃん、、しかも「苦い経験」って何?それは先生の方でしょう💢 pic.twitter.com/AElrEKODHN
— 鹿 (@Deeeeeer1105) January 29, 2024
これに対して、芦原さんの投稿がきっかけで相沢さんに誹謗中傷が集まってしまい
それが不本意で申し訳なく思い、悩んだ末に・・・といった可能性も十分にあります。
このことからも、SNSでの誹謗中傷がどれだけ恐ろしいものであるかが伝わってきますね。
【セクシー田中さん】芦原妃名子の死因は?自〇に追い込んだSNSの脅威 まとめ
いかがでしたでしょうか。
気軽にSNSで発信ができるようになった時代。
発信ができるということは、同様にみることもできるようになっています。
そんな中で、不特定多数の方から誹謗中傷が飛んで来たら、どのような気持ちになるでしょうか。
ご自身の発信される内容には今一度注意を払って、誰かを傷つけていないかを考えてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました!!
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コメント
コメント一覧 (1件)
脚本家の配慮にかけた発信に原因がありそうです。ご冥福をお祈りします。