不動産賃貸・仲介を営む「キンキホーム」と連絡が取れないという不動産所有者が全国で多発しています。
中には居住者が家賃を払っているにもかかわらず、半年近く支払いがされていない方もいるようですがなぜでしょうか。
この記事ではその連絡が取れない理由と、対応策でお金が戻ってくるのかについて調査していきます。
この記事を読むとこれがわかる
・キンキホームと連絡が取れない理由
・対応策でお金は戻ってくるのか
キンキホームと連絡が取れない理由
滋賀県大津市に本社を置く「キンキホーム」は1998年設立の不動産賃貸の仲介業者です。
そのキンキホームと連絡が取れないと多くの方が困惑しています。
実は、もともとキンキホームは評判がよかったわけではなく
なかには悪徳業者とも書かれている方もいらっしゃいました。
では、なぜ連絡が取れないのでしょうか。
キンキホーム 破産申請をしていた
結論から申し上げると、キンキホームとその関連会社の計2社が9月6日までに事業停止&破産申請の準備に入りました。
そのため、各契約主との間での連絡が取れなくなっているようです。
東京商工リサーチ京都支店は9日、不動産賃貸・仲介業「キンキホーム」(本社・大津市)と関連会社の計2社が6日までに事業を停止して破産申請の準備に入ったと発表した。負債総額は調査中だとしている。
引用元:朝日新聞デジタル
不動産賃貸仲介業における同業他社との競合激化で資金繰りが悪化した結果の破産申請のようです。
そればっかりは仕方ないのかもしれませんが、ではそもそも未払いだった賃料は賃貸人に支払いされるのでしょうか。
対応策についても調査していきます。
キンキホーム 対応策でお金は戻ってくるのか
結論から申し上げると、現在未払いの賃貸料の回収は難しい可能性が高いようです。
今回のように会社から破産申請をされ認められた場合、会社そのものが消滅するため債務がすべて無くなります。
そうなった場合、今まで滞納されていた本来支払われるはずの賃金まで支払われなくなります。
会社が破産すると会社の債務がすべてなくなります。ただし、会社の破産では、「免責」という概念はありません。破産手続きにおいて「免責」とは、裁判所の決定によって債務を免除してもらうことをいいます。
ところが、会社の破産では債務者である会社自体が消滅するため、裁判所の決定で「免責」してもらうまでもなく、債務がなくなるのです。
引用元:企業法務の法律相談サービス
実際に回収をするために弁護士などを雇うと、それだけで回収額から足が出てしまうので得策ではないです。
非常に理不尽な話ですが、これ以上被害を拡大しないために下記の対応策が推奨されています。
①現在の住人に賃料振込先をご自身の指定した口座に変更してもらうよう通知をする
②契約をしているキンキホームに連絡を再度する
③契約先が「株式会社キンキホーム管理」の場合、国土交通省・賃貸住宅管理業係に連絡
まずは住人の皆様に連絡をして、これ以上被害額を拡大しないように早急な対応をお勧めします。
キンキホームと連絡が取れない理由は?対応策でお金は戻ってくるのか まとめ
いかがでしたでしょうか。
キンキホームと契約をしていた方がとにかく不憫でなりません。
賃貸人に全くが非がないので、少しでも救済されることを願っています。
最後までご覧いただきありがとうございました!!
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